作業台の製作

家具・建具屋の富士工芸です。

いつも作業をしている工場の中で、大きな作業台はあるのですが、
小さい移動が出来る作業台が欲しくなり、寸法を考えながら、材料は何がいいか？
考えながら図面を書いてみた。



パイン集成材の端材で幅が１００㎜以下のものがあったので利用し製作してみました。

集成材の厚みが２５㎜の物が多く２枚合わせにして、厚み５０㎜にしました。

作業台の脚部は、ビス止めでは面白くないので、すべて框組で組み立ててあります。

だから、　”本体は釘やビスを使わずに組んであるのです”　

天板は、６枚の板をつなぎ合わせて一枚にして表面をサンドペーパーで仕上げました。

引出しもつけて、細かな道具を収納できるようにし、下部は扉を付けて埃が入るのを防ぎ

収納できるようにしました。

天板には、水性塗料のクリアーを塗って、表面を研磨してピカピカに仕上げました。

天板がきれいになっているので作業台にはもったいない気がします。